このアンケートは、「家族と性と多様性にかんするアンケート」という名称のもと、全国の各地自治体の住民基本台帳に登録されている住民の中から18歳-69歳の18,000人を対象に実施しています。
調査実施に必要な事務的業務は、一般社団法人・新情報センターに委託し、新情報センターにより住民基本台帳から調査対象のみなさんの住所などの情報を抽出し、宛名ラベルを作成のうえ、アンケートが送付されています。研究チームは、みなさんの個人情報管理を除く全作業を、新情報センターと連携しながら実施しています。
- 調査名
- 家族と性と多様性にかんするアンケート
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 18歳から69歳までの(戸籍上の)男女
- 抽出方法
- 住民基本台帳による層化二段無作為抽出法
- 調査方法
- 郵送調査
- 調査実施時期
- 令和5(2023)年2月
- 配布数
- 18,000
- 質問数
- 全65問
全国の18歳-69歳の全人口から、回答を依頼する18,000人を選ぶために、全国の各自治体の住民基本台帳から無作為に選んでいます。
具体的には、まず、全国の中で人口規模別に設定された「地点」の中から無作為に対象となる地点を選びます。
続いて、選ばれた地点の人口規模に応じて住民基本台帳から対象者を無作為に選びます。こうして選ばれた対象者合計18,000人の氏名、住所、(戸籍上の)性別、年齢の閲覧申請を各自治体におこない、調査対象者名簿を作成しました。
なお、今回の抽出方法は、学術的には層化二段抽出法と呼ばれるものです。
これらの手順は、すべてコンピューターでプログラムを組んで実施しました。
DATA COLLECTION : MAILING AND RETURNING OF THE SURVEY
アンケートの送付と回収方法
上記の方法で抽出した18,000人の対象者それぞれに、委託業者である新情報センターが宛名を書いたのち、アンケートを送付しました。回収は同時に送付した回収用封筒を使い、返信してもらう形で、新情報センターあてに返送する方法でおこないます。
結果の分析を担当する研究チームが回収先になっていない理由は、研究チームが回答者の個人情報を把握できないようにするためです。また、回答がきちんとされているかなどをチェックし、有効回答かどうかなどの回答状況を整理するなどの手続きが必要であるためです。回答結果は、最終的には国立社会保障・人口問題研究所に送られ、研究チームが分析を実施します。